揚げ油の温度の見方

料理◎大森いく子 撮影◎黒部徹

美味しい揚げ物を作るには食材や料理に適した油の温度があります。
温度計がなくても水で湿らせた菜箸を使って簡単に見分けることができるので覚えておきましょう。

1.温度を均一にする

1.温度を均一にする

菜箸を水で濡らし、布でしっかり水分を拭き取る。油の中に入れてかき混ぜ、温度を均一にする。

2.低温(150~160℃)

2.低温(150~160℃)

菜箸の先から細かい泡が立って、静かに上がってくる状態。いも類や根菜類の素揚げなど、焦がさずじっくり揚げる料理に。

3.中温(170~180℃)

3.中温(170~180℃)

菜箸全体から細かい泡がシュワシュワと出る状態。唐揚げやとんかつ、天ぷらなどしっかりと火を通してカラリと揚げたい料理に。

4.高温(180~190℃)

4.高温(180~190℃)

菜箸全体からたくさんの泡が勢いよく上がってくる状態。魚介や青菜など水分の多いものやポテトフライ、唐揚げなど二度揚げしてカラッときつね色に仕上げたい場合に。

●油に材料を入れたら最初の1分程はさわらないでおくと、衣が崩れたり、はがれたりなどの失敗が少なくなります。

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2021.11更新

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