野菜の育て方

ビギナーに人気!季節に合わせた家庭菜園

スナップエンドウ

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

莢(さや)と実を食べるエンドウ。寒さに強い幼苗で冬越しさせ翌年の初夏に収穫します

 1970年代にアメリカから伝わったグリーンピースの改良品種です。莢は肉厚でやわらかく、シャキッとした歯応えと甘味が楽しめます。
 冷涼な気候を好み、生育適温は15〜20℃。秋にたねをまき、寒さに強い幼苗(草丈10~15cm)で冬越しさせます。小さ過ぎても大き過ぎても寒さで枯れてしまうので、たねまきは適期を守りましょう。直接霜に当たると傷みやすくなるため、不織布や寒冷紗などでトンネル掛けをして防寒します。春先に蔓(つる)の伸びが活発になってきたら、支柱を立ててネットを張り、誘引しましょう。
 基本的にサヤエンドウやグリーンピースなどと、育て方は同じです。連作障害が出やすいため、マメ科の野菜を過去5年間は栽培していない場所を選びましょう。

たねまき

深さ2~3cmのまき穴を作り、1カ所3~4粒の点まきにします。土をかけて手で軽く押さえたら、たっぷりと水やりします。マルチを張ってもよいでしょう。

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たねを鳥に食べられないように、寒冷紗のトンネルをかけたり、半分に切ったペットボトルなどを被せたりしておきましょう。

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発芽・間引き

6~10日で芽が出ます。
本葉3~4枚になったら、1カ所2本立ちになるように間引いて土寄せします。

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防寒対策

不織布や寒冷紗などでトンネル掛けをし、霜や冷たい風を防ぎましょう。マルチを張らない場合は、株元に腐葉土やワラなどを敷くとよいでしょう。

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支柱立て

暖かくなって茎葉が伸び、巻きヒゲが出始めたら、支柱を立てて蔓を誘引します。畝の両端に、2mの支柱を真っ直ぐ立てるか合掌式に組み、キュウリ用のネットなどを張ります。

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追肥

蕾(つぼみ)が出始めた頃と、花の後で豆が肥大し始めた頃に、化成肥料(8-8-8)を1株当たり5g程度施用して、株元に水やりしてください。追肥が多過ぎると莢が硬くなり、食感が悪くなるので注意しましょう。

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収穫

開花から約1カ月後、莢が鮮やかな緑色になり実が膨らんできたら収穫しましょう。タイミングを逃すと莢が硬くなってしまうので、取り遅れには注意が必要です。

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●土づくりワンポイントアドバイス

指導:岡本 保(元JA全農 肥料研究室技術主管)

たねまきの2週間以上前に、1m2当たり完熟堆肥2kgと苦土石灰100g(前作で石灰類を施用していれば不要)を散布し、できるだけ深く耕しておきます。
たねまきの1週間前に、1m2当たり化成肥料(8-8-8)を50g散布し、土にまぜ込んでください。マメ科植物の根には、空気中の窒素を取り込み、それを窒素肥料(アンモニア)に変えて植物に与えてくれる根粒菌という細菌が共生しています。肥料が多過ぎると根粒菌の働きが悪くなり生育不良につながるので、適切にまきましょう。

●栽培スケジュール(プランターでも畑でも栽培できます)

スケジュール
※ 地域や品種によって多少の違いがあります

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