料理の基本

切り方・煮方・揚げ方など調理の基本をプロが伝授

餃子の皮を手作りする

料理◎大庭英子 撮影◎榎本修

みんな大好きな餃子の皮を手作りしてみませんか?
厚みのあるモチモチの皮はワンランク上のおいしさです。

作り方

  1. 熱湯を加える

    大きめのボウルに強力粉と薄力粉、塩を入れ、木べらで混ぜながら熱湯を少しずつ加える。粗熱がとれたら手でひとまとめにする。

    1
  2. こねる

    手のひらで手前から向こう側に押すようにしながら10~15分こねる。なめらかになったら丸く形作り、ラップをかけて1時間ねかせる。

    1
  3. つぶす

    まな板に片栗粉(分量外)をふる。生地を4等分にして、それぞれ直径3cm位の棒状にのばし、12~13等分に切り分ける(1切れ10~12g)。切り口を下にして手のひらで軽く押し、平らにする。

    1
  4. のばす

    めん棒を生地の上で前後に転がして直径6cm位にのばす。

    1

●きれいな円形にのばせなくても、手作りの皮はよくのびるので包むのに問題ありません。できた皮は重ならないように並べておきましょう。

水餃子

10個分:約345kcal 調理時間:約60分(皮の生地をねかせる時間は除く)

材料約50個分

    • 強力粉 200g
    • 薄力粉 100g
    • 少々
    • 熱湯 約200ml
  • 豚ひき肉 200g
  • 白菜 150g
  • ねぎ(みじん切り) 大さじ4
  • おろししょうが 小さじ1
  • 片栗粉 大さじ1
  • 大さじ2
  • しょう油 小さじ1/2
  • 小さじ1/3
  • こしょう 少々
  • ごま油 大さじ1/2
  • タレ
    • XO醬 大さじ2
    • しょう油 大さじ2
    • 大さじ2

作り方

  1. 上記を参考に餃子の皮の生地を[工程2]まで作り、ねかせる。

  2. 白菜はたっぷりの熱湯に塩ひとつまみ(分量外)を入れた中でしんなりするまでゆで、ザルに広げて冷まし、みじん切りにして水気をよく絞る。

  3. ボウルにひき肉、しょうが、片栗粉、酒、しょう油、塩、こしょう、ごま油を入れて手でよく混ぜ、ねぎと2を加えてさらによく混ぜる。

  4. 上記の[工程3、4]を参考に皮を作る。

  5. 43を小さじ山盛り1のせ、2つに折るようにして具を挟んで皮の上を貼りつけ、両端を中心に向かって具を中に入れながら貼り付ける。残りも同様に包む。

  6. ボウルにタレの材料を入れて混ぜ合わせる。

  7. たっぷりの熱湯に5を入れて軽く混ぜ、再び煮立ってきたら、火をやや弱める。餃子が浮いてきたら、2分程ゆでて、ざるにあげる。

  8. 7を器に盛り、6のタレを添える。

※XO醬(ジャン)は、唐辛子、干し海老、貝柱などで作られた中華調味料です。とろみとコクのあるタレが水餃子を引き立てます。他に酢じょう油やラー油、ポン酢などお好みのタレでも楽しめます。