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プロのおすすめレシピ

料理のプロがすすめる旬の食材を使ったレシピ

新米でぜひ作りたい、秋田の郷土料理だまこ鍋

料理◎大庭英子 撮影◎榎本修

1人分:約725kcal 調理時間:約60分

材料4人分

  • 炊き立てのご飯 700g(約2合分)
  • 鶏もも肉 2枚
  • ごぼう 200g
  • まいたけ 200g
  • ねぎ 1本
  • せり 100g
  • だし汁 8カップ
  • しょう油 大さじ4~5
  • 大さじ3
  • みりん 大さじ3

作り方

  1. ご飯をボウルに入れて水で濡らしたすりこぎで全体を軽くつぶし半づきにしたら、一口大ずつに分けて水で濡らした手で丸く形作り、バットなどにのせて表面を乾燥させる。

  2. 1をガス台のグリルに並べ、強火で全体に焼き目をつける。

  3. ごぼうは皮をこそげて太めのささがきにして、水で洗い、水気をきる。まいたけは根元を少し切り落とし、食べやすくほぐす。ねぎは2cm幅の斜め輪切り、せりは3~4cm長さに切る。鶏肉は2.5cm角に切る。

  4. 土鍋にだし汁を煮立て、鶏肉を入れて煮立ってきたら、火を弱めてアクを取り、酒を加えて混ぜ、ふたをして10分程煮る。

  5. 4にみりん、しょう油を加え、ごぼう、まいたけを入れて10分程煮てから2、ねぎを加え、ねぎがしんなりしたら、せりを加えてひと煮する。

ココがポイント

本来は鶏がらスープで作りますが、だし汁で仕立てました。
根つきのせりがあれば、さらに味わい深く、香り豊かに味わえます。

料理の基本

切り方・煮方・揚げ方など調理の基本をプロが伝授

ごぼうをささがきにする

料理◎大庭英子 撮影◎榎本修

笹の葉のように細く薄くそぐような切り方が「ささがき」です。
さまざまな料理に使えるささがきごぼうをマスターしましょう。

作り方

  1. 皮をこそげる

    包丁の刃先または背を左右に動かして、ごぼうの皮をこそげ取り、水でさっと洗う。包丁の代わりにたわしを使ってもよい。

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  2. ささがきにする

    水をはったボウルの上で、ごぼうを手に持って少しずつ回しながら、包丁の手元の部分で薄くそぐようにして切る。

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  3. 水にさらす

    切ったそばから水にさらして、あく抜きをする。香りがなくなってしまうので、水を替える必要はない。

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  4. ザルにあげる

    ごぼうをすべて切り終わって水に放したら、ザルにあげて水をきる。

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●皮をこそげる時は、包丁の刃先を使うと皮を取りすぎず風味が残ります。
ごぼうにごく浅く、縦に切れ目を入れてからささがきにすると、細いささがきができます。

ごぼうと豚肉の柳川風

1人分:約265kcal 調理時間:約30分

材料4人分

  • ごぼう 250g
  • 豚ばらしゃぶしゃぶ用肉 100g
  • 3~4個
  • 大さじ2
  • みりん 大さじ3
  • 砂糖 大さじ1
  • しょう油 大さじ2.5
  • 1カップ
  • サラダ油 少々
  • みつば 少々

作り方

  1. ごぼうは上記を参考にしてささがきにし、水気をよくきる。

  2. 豚肉は3cm長さに切る。

  3. 直径24cm程のフライパンに油を熱し、豚肉を入れてほぐすようにして炒め、肉の色が変わったら、酒をふり、水を加える。煮立ってきたら、火を弱めてアクを取る。

  4. 3を中火にして1、みりん、砂糖、しょう油を加えて混ぜ、蓋をして弱火で10分程煮る。

  5. ボウルに卵を割りほぐし、4の中心から外に円を描くように流し入れ、蓋をして半熟状になるまで煮る。

  6. みつばをのせ、器に盛る。