辛味のないトウガラシの仲間。
暑さに強く、手入れも簡単、ビギナーにおすすめです。
シシトウガラシ(獅子唐辛子)は、実の先端部分が獅子の口のように見えることから、その名が付きました。爽やかな香りがあり、辛味はほとんどありませんが、まれに辛いものも。これは、生育途中で水不足や栄養不足などのストレスに遭い、辛味成分のカプサイシンが増えるからだといわれています。
たねから育てることもできますが、発芽までの温度管理が難しいので購入苗を植えつけるのがおすすめです。茎が弱く枝折れしやすいため、すぐに仮支柱を立てましょう。
根の張りが浅く乾燥に弱いので、水やりは多めにします。次々と実がなり長期間収穫できるため、株が疲れないよう定期的に追肥します。
連作障害があるので、同じナス科の野菜を作った畑は、3〜4年空けましょう。
植えつけ
本葉7~8枚のしっかりした苗を植えつけます。植え穴を掘って水をたっぷり注ぎ、根鉢が崩れないようにやや浅めに植えつけます。仮支柱を立て、ひもで軽く8の字に結んで誘引します。

整枝
一番花がつくと、主茎が枝分かれしてきます。主枝と生育の良い2本の枝を伸ばして3本仕立てにするので、枝分かれした所より下のわき芽は全部摘み取りましょう。

支柱立て
側枝が伸びてきたら、1mくらいの支柱で3本立てにしましょう。

追肥
1番果の収穫が始まった頃から、化成肥料(8-8-8なら1m2当たり40g程度)を、2週間に1回程度を目安に施用してください。夏の高温乾燥時には、液肥(窒素を6%程度含むもの)を300倍程度に薄めてジョウロでまくのもおすすめです。

収穫
実の長さが6~7cmになったら、ハサミでヘタの上を切って収穫しましょう。食べて辛いものがあったら、追肥や水やりをして株を回復させましょう。

●土づくりワンポイントアドバイス
指導:岡本 保(元JA全農 肥料研究室技術主管)
植えつけの2週間前までに、1m2当たり完熟堆肥2kg(前作で堆肥を施用していれば1kg)と、苦土石灰100g(前作で石灰類を施用していれば不要)を散布し、深く耕してください。
元肥は植えつけの1週間前に、化成肥料(8-8-8なら1m2当たり200g程度)を散布し、土にまぜ込んでください。
●栽培スケジュール
(プランターでも畑でも栽培できます)