第13回

家庭菜園・きほんの「基」

イラスト◎かとうともこ

「わくわく菜園づくり」でおなじみの菜園田ファミリー。東京都内のマンションに住んでいた大地、若菜さん夫婦は美味しいものが大好きで、休日は二人で食べ歩きをしていました。子どもができたのをきっかけに素材の野菜作りから楽しもうと、東京都郊外の庭付き一戸建てに引っ越しました。娘のナナちゃんと息子のアグリくんも畑でのお手伝いが大好きです。
ナナちゃんは虫がちょっと苦手、アグリくんは何でも手づかみするいたずらっ子ですが、種まきや水やりがとても上手です。
これから家庭菜園を始めようというビギナーさん必見!野菜作りの基本のきを紹介します。マスターしたら、本誌の「わくわく菜園づくり」を参考にチャレンジしてね。

菜園田ファミリー
菜園田ファミリープロフィール
  • お父さん:大地(ダイチ)35歳
    お母さん:若菜(ワカナ)33歳
  • 長女:菜菜(ナナ)8歳
    長男:阿久利(アグリ)4歳
  • ペット犬:ユズ(♂)
    ペット猫:アズキ(♀)

第13回は「土づくり」(畑編)です

元気に育っている野菜をみると、つい「肥料がいい」と思ってしまいますが、「土作り」が大変重要です。水もちや水はけのバランスが適度にとれ、通気性がよい土は微生物が生息しやすく、病気や害虫に強く健康な野菜が育ちます。そして何より美味しい野菜が収穫できます。
まず、畑を耕してカチカチになっている土をほぐします。雑草や石などを取り除きながら、深さ30cmくらいをクワやスコップを使ってよく耕し、柔らかくします。腐葉土やバーク堆肥など土づくり効果の高い堆肥を混ぜて耕します。堆肥は土壌微生物のエサとなったり、水はけを改善したりする働きがあります。牛ふんや馬ふん堆肥などは必ず完熟堆肥を選び、たねまきの2~3週間前には施しましょう。
また、日本の土は酸性土壌になりやすいので、pH測定(第11回を参照)をして酸性土壌に弱い野菜を作付けする場合は石灰資材(苦土石灰など)を入れて、中和させることも大切です。土となじんでpH調整の効果があらわれるまで時間がかかるので、作付けの1~2週間前には施しましょう。よく耕して土になじませ、土の表面を平らにならして終了です。

2018.04更新