野菜をもっと食べよう【やさいの日】

野菜摂取量が不足しています。
プラス一皿を心がけて健康な毎日を!

8月31日は8(や)3(さ)1(い)の語呂合わせで「やさいの日」。
みなさんは野菜を十分に食べていますか?
厚生労働省では、健康な生活を維持するため「野菜を1日350g食べましょう」
と呼びかけていますが、日本人の平均は281.4gと約70g足りていないのが現状です。
この不足分はおかず一皿相当なので、毎日一皿プラスするだけで野菜摂取量の目標を達成することができます。これならすぐに始められそうですね。

 厚生労働省が推進する健康づくりの指標「健康日本 (第二次)」では、1日にとりたい野菜の量を350g以上としています。平成30年国民健康・栄養調査(同省)によると、成人の野菜摂取量の平均は281.4g、目標値の350gまであと70g必要です。年代別でみると、60歳代が305gと一番多く野菜をとっており、20~30歳代は250gと若い世代ほど少なくなっています。働き盛りの若い世代の身近なメニューといえば、コンビニのお弁当やどんぶり、めん類など。野菜は健康によいことはわかっていても、ついつい不足しがちです。
 不足している野菜は平均70gから若い世代で100g。野菜100gの目安量は調理前で、きゅうりなら1本、トマトは中1/2個、にんじんは中1/2本、玉ねぎは1/2個、レタスは小1/2個、ほうれん草なら1/2把です。生で食べる場合は両手に一杯、ゆでたり煮たりした場合は片手で軽く一杯とイメージするとわかりやすいと思います。野菜の不足分を料理で考えると、ほうれん草のおひたしやかぼちゃの煮物、野菜サラダなどの副菜サイズのおかず1皿分に相当します。朝食、昼食、夕食のどこかで「プラス一皿」を心がけるだけで目標値を達成できます。野菜炒めのように野菜を多く使った主菜の場合は2皿分と考えると、目標達成はそれほど難しくはないような気がしませんか。家庭では常備菜や作り置きを、外食では野菜の小鉢を加えたり、コンビニや惣菜店ではサラダや野菜の惣菜、野菜ジュースなども一緒に買うなど、「プラス一皿」を今日から始めてみてはいかがでしょうか。
「食事はおいしく、バランスよく」が基本です。ごはんや肉、魚、そして野菜など、様々な食品を組み合わせて食べることにより、必要な栄養素が連携して力を発揮します。例えば野菜は、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富ですが、これらが不足すると、エネルギーが燃焼しにくくなります。とり過ぎたエネルギーは内臓脂肪となって肥満につながり、生活習慣病が発症する危険性も高まります。
 一方で、野菜は低エネルギーでたくさん食べることができ、満腹感も得られます。肥満予防に適しているといえます。老化やがん予防に効果のあるといわれる抗酸化成分のファイトケミカルも多く含まれています。
 日本は世界一の長寿国ですが、平均寿命と健康寿命の差が10年あります。健康寿命を阻害する大きな要因のひとつが生活習慣病です。長く、健康に暮らすためにも、今より少しでも野菜をとることを意識してみませんか。

なるほど情報

コンビニのプラス1品も国産原材料で

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 共働き世帯の増加などを背景に、外食や中食の市場は年々拡大しています。こうした中で全農では輸入品の多い野菜の国産化に向けて、外食、中食事業者など実需者のニーズに合わせた商品開発、産地づくりに取り組んでいます。
 たとえば、通常のブロッコリーの花蕾(からい)は11~12cmですが、これが18cm程度(700g以上約2倍)になる品種を導入し、全国で生産を振興しています。花蕾が大きいと加工時の歩留まりがよくなる利点があります。生のままや冷凍、カット野菜などニーズに合わせて加工、販売することで、コンビニのサラダとしても商品化されました。コンビニを訪れた際は、おにぎりやカレーなどの単品メニューに加えて、この大玉ブロッコリーが使われているかもしれない野菜サラダなど、国産野菜のお惣菜を選んでもらえると嬉しいです。

2020.08更新