独特の粘りと滑らかなのどごしが魅力の「とろろ」は、山いもをすりおろすだけで簡単にできます。
だし汁とあわせた「とろろ汁」を作ってみましょう。
作り方
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だし汁を作る
鍋にだし汁を入れて煮立て、中火にして味噌を溶き入れすぐに火を止め、そのまま冷ます。
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すりおろす
山いもは持ち手の部分を残して皮をむき、すり鉢の溝にあてながら円を描くようにすりおろす(最後は皮をむいて乾いたキッチンペーパーを巻いて持つといい)。
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すり混ぜる
すりおろした山いもを、すりこ木を使ってさらによくすり混ぜる。
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だし汁を加える
冷ましておいただし汁を少し加えては混ぜていき、好みの味、濃度になったら出来上がり。
●山いもは大和いもやつくねいも、自然薯などを使うと粘りとコクが強く、水分が多い長いもを使うとさらりとしたとろろになります。
麦とろごはん

材料4人分
- 山いも 400~500g
- だし汁 1カップ
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味噌
(押し麦入りごはんは作りやすい量) 大さじ3 - 米 2合
- 押し麦 大さじ3~4
- 水 2合の目盛り+大さじ3
- とろろ汁 適量
- 青のり粉 少々
- うずらの卵 4個
作り方
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米と麦を合わせて洗い、ザルにあげて20分程置く。
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1を炊飯器に入れて水を注ぎ、蓋をして、20~30分程浸水させてから普通に炊く。
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上記を参考にとろろ汁を作る。
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2が炊き上がったら、しゃもじで底から全体を混ぜる。
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丼に4を盛って3をかけて青のり粉をふり、うずらの卵を落とす。