料理の基本

切り方・煮方・揚げ方など調理の基本をプロが伝授

とろろ汁を作る

料理◎大庭英子 撮影◎榎本修

独特の粘りと滑らかなのどごしが魅力の「とろろ」は、山いもをすりおろすだけで簡単にできます。
だし汁とあわせた「とろろ汁」を作ってみましょう。

作り方

  1. だし汁を作る

    鍋にだし汁を入れて煮立て、中火にして味噌を溶き入れすぐに火を止め、そのまま冷ます。

    1
  2. すりおろす

    山いもは持ち手の部分を残して皮をむき、すり鉢の溝にあてながら円を描くようにすりおろす(最後は皮をむいて乾いたキッチンペーパーを巻いて持つといい)。

    1
  3. すり混ぜる

    すりおろした山いもを、すりこ木を使ってさらによくすり混ぜる。

    1
  4. だし汁を加える

    冷ましておいただし汁を少し加えては混ぜていき、好みの味、濃度になったら出来上がり。

    1

●山いもは大和いもやつくねいも、自然薯などを使うと粘りとコクが強く、水分が多い長いもを使うとさらりとしたとろろになります。

麦とろごはん

1人分:約540kcal 調理時間:約40分(米をザルにあげておく時間、浸水時間除く)

材料4人分

  • 山いも 400~500g
  • だし汁 1カップ
  • 味噌
    (押し麦入りごはんは作りやすい量)
    大さじ3
  • 2合
  • 押し麦 大さじ3~4
  • 2合の目盛り+大さじ3
  • とろろ汁 適量
  • 青のり粉 少々
  • うずらの卵 4個

作り方

  1. 米と麦を合わせて洗い、ザルにあげて20分程置く。

  2. 1を炊飯器に入れて水を注ぎ、蓋をして、20~30分程浸水させてから普通に炊く。

  3. 上記を参考にとろろ汁を作る。

  4. 2が炊き上がったら、しゃもじで底から全体を混ぜる。

  5. 丼に4を盛って3をかけて青のり粉をふり、うずらの卵を落とす。