June

ゴマ

イラスト◎かとうともこ 監修◎酒井俊昭

ゴマ和え、ゴマみそ、ゴマ豆腐…独特の香りと滋味が愛されるゴマは「食べる丸薬」とまでいわれている健康食品です。
さて、白、黒、金(茶)とどのゴマを育てましょうか。

 原産地はアフリカのサバンナ地帯といわれています。中国西域の「胡(ご)」から「麻(あさ)」の実に似た種子が入ってきたことから「胡麻」と呼ぶようになったとか。「日照りゴマに不作なし」といわれるほど暑さに強いですが、寒さにはとても弱いので、16℃以上の気温になってからたねまきしましょう。
 前作にゴマを栽培していない水はけのよい場所を選び、乾燥気味に育てましょう。草丈は1・5~2メートルくらいになります。茎の下から順番に花が咲いて次々と莢がふくらんできます。実が熟して一番下の莢がはじけたら収穫しましょう。よく乾燥させて莢を割って中のたね(ゴマ)を集めます。細かいので栽培よりも収穫後の方が面倒かもしれませんが、自分で育てたゴマは味も香りも抜群!自家製のゴマで、ゴマ和えやゴマ団子が楽しめるなんて、考えるだけで楽しいですね。

たねまき

好みのゴマのたねを種苗店で購入し、すじまきします。土をかぶせてたっぷり水やりしましょう。

発芽

5~7日で発芽します。

間引き

本葉が出始めたら、混み合っているところ、元気のない苗、形のよくない苗などを順次間引き、本葉7~8枚で株間20cmにします。

水やり・追肥

夏場は水切れさせないよう水やりをします。1ヵ月に1回、薄めた液体肥料を与えましょう。

開花・結実

7月下旬頃から茎の下から順に花が咲きます。咲き終わると莢がついて膨らみ、中にゴマの実ができていきます。

収穫

下葉が黄色くなり、一番下の莢がはじけたら、根元から刈り取ります。刈り取った穂は束ねて雨があたらない場所においてよく乾燥させます。

ビニールシートなどを敷いた上で、莢をたたいてゴマを取り出します。ふるいにかけてゴミを取り除き、丸1日天日乾燥してから密閉容器に入れて保存しましょう。食べる時はゴマ煎り器やフライパンで煎ってから使うと、香りと風味が一段とよくなり美味しいです。

ゴマのいろいろ

●ゴマのいろいろ
【白ゴマ】マイルドな風味でクセがない。黒ゴマより若干脂質が多い
【黒ゴマ】香りが強く少しでも存在感がある。黒い皮にはアントシアニンが含まれる
【金(茶)ゴマ】コクと香りが高く、脂質も多い。黄金色をした希少なゴマ

●土づくりワンポイントアドバイス
たねまきの2週間前に1m2あたり堆肥2kg、苦土石灰50g程度を土に混ぜ込みます。たねまき前に化成肥料(8-8-8)50g程度を散布します。

●ゴマの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

サツマイモの栽培スケジュール

2017.06更新