March

コリアンダー

イラスト◎かとうともこ 監修◎酒井俊昭

独特の強い香りが好き嫌いを分ける強烈な印象のハーブです。
タイではパクチー、中国では香菜と呼ばれ、最近は専門の料理店ができるほどの人気です。
エスニックな香りをぜひどうぞ。

 地中海沿岸、中東原産で、古代ギリシャ時代にはすでに栽培されていたという歴史の古いハーブです。タイやベトナム、中国、中東などの他、メキシコではシラントロと呼ばれるなど、世界中で親しまれています。
 コリアンダーは移植を嫌うので、たねを直まきするかポットで育苗して根鉢ごと植えつけます。発芽適温は20℃くらい、生育温度は15~25℃です。発芽まで2週間くらいかかるので、その間、土が乾かないように水やりをしましょう。日当たりと水はけのよい場所が適していますが、暑さでトウ立ちしやすく、葉が硬くなるので涼しい半日陰に移してやります。
 草丈は30㎝位で葉には深い切れ込みがあり、若葉のうちはパセリの葉によく似ています。花が咲いて実ができますが、若いうちは臭いがきついので、よく完熟して甘い香りがでてきたものを利用しましょう。

コリアンダー・たねの準備・たねまき

丸いたねの中に2個のたねが合わさっているので、指や板きれなどでこすって2個に割ります。割ったたねを一晩水につけて、沈んだものだけを使いましょう。

畑やプランターにばらまき。薄く土をかけて、たっぷり水やりしましょう。

発芽・間引き

混み合っているところを間引き、本葉5~6枚で株間15㎝位になるようにしましょう。

2週間くらいで発芽します。

追肥・葉の収穫

2週間に1回くらい、液体肥料を与えましょう。

草丈が20㎝以上になったら、柔らかい若葉を摘み取ります。下の葉を残しておくと、また葉が出てきます。株が弱るので、一度に多く摘み過ぎないように注意しましょう。

種(シード)の収穫

花芽を残して花を咲かせると、緑色の実ができます。茶色く完熟したら枝ごと刈り取って陰干しし、乾燥したら種をはずしてビンなどの容器に入れて保存しましょう。種は葉と違って甘い香りがします。

●コリアンダー
緑色がみずみずしくフレッシュな葉はサラダや麺、スープなどの薬味として。
●コリアンダーシード
完熟した実は粒のままでカレーやシチュー、ピクルス、マリネなどに、粉末のものはカレー粉、ソーセージ、パンなどに混ぜて利用します。

●コリアンダーの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

コリアンダーの栽培スケジュール

2017.03更新