おなじみの赤丸形のほかに赤長や白長、紅白など小さくて可愛いフォルムで大人気。別名「二十日大根」とも呼ばれ、たねをまいてから1ヵ月前後で収穫できるため子どもと一緒に栽培を楽しむのにもおすすめです。生育適温は15~20℃。日当たりと風通しが良い環境で育てましょう。室内でも育てられるので、真夏を避ければ一年中栽培できます。
成長に合わせて間引きながら育てます。間引き後は株が倒れないよう、実の部分が露出しない程度に土寄せをします。アブラナ科なので害虫が発生しやすく、防虫ネットを被せると効果的です。
プランターの土には野菜専用培養土を使い、栽培期間が短いため追肥は不要です。連作障害があるので、新しい土にするか再生処理をしてから使いましょう。
指や板などを使って深さ1cm位のまき溝を作り、たねが重ならないようにすじまきにします。土を被せて軽く手で押さえ、たっぷり水やりします。冬場は室内の日当たりの良い場所に置いて管理しましょう。
4~7日で発芽します。発芽がそろったら混み合っているところを他の株を傷めないように丁寧に間引き、葉と葉が重ならないようにします。
2回目は本葉2~3枚で株間2~3cm、3回目は本葉4~5枚で株間5~6cmになるように間引きながら育てます。
土の表面が乾いたらプランターの底から水が流れ出るくらいたっぷり水やりします。
茎葉が細く株が倒れやすいので、間引きの後などに適宜、株元に土寄せしましょう。
アブラムシやアオムシ、ヨトウムシなどの害虫がつきやすいので防虫ネットなどで覆って防ぎましょう。こまめに葉の裏などを観察し、見つけたらすぐに取り除きます。
品種によって違いはありますが、肥大して土から顔を出してきます。直径が2~3cmになれば収穫適期です。株元を持って引き抜きます。採り遅れるとスが入ったり、ひび割れたりするので早めに収穫しましょう。
ラディッシュ栽培スケジュール
(プランター栽培)