February

ジャガイモ

イラスト◎かとうともこ 監修◎酒井俊昭

今年の菜園のスタート野菜におすすめです。
栽培期間が比較的短く、種イモの10倍以上も収穫が期待できます。
品種がたくさんあるので、いろいろ植えて楽しみましょう。

 ジャガイモは冷涼な気候を好み、生育適温は15~20℃です。新芽が霜に当たらない時期になったら早めに植えつけましょう。種イモはウイルス病などに侵されていない種イモ専用のものを種苗店などで購入します。最近は「ノーザンルビー」「シャドークイーン」など肉質が赤や紫色などさまざまな品種があるので、複数の品種を選んで栽培するのも楽しいです。
 植えつけ後、1個の種イモから5~6本の芽が出てきます。通常は元気のいい芽を2~3本残して他を取り除く「芽かき」作業を行いますが、小さなイモをたくさん収穫したい場合はそのままでもOKです。
 また、イモは種イモよりも浅いところにできます。日に当たると緑化して毒性のあるソラニンが発生してしまうので、土寄せをしっかりして防ぐことが大切です。
 連作障害が出やすいので、同じナス科の野菜は3~4年あけましょう。

種イモ・植えつけ

種イモは芽が等しくなるように2つに切り分けます。
小さな種イモはそのままでもかまいません。切った種イモは2~3日陰干ししてから植えつけましょう。

畝の中央に深さ15㎝位の溝を掘り、30㎝間隔で切り口を下に向けて種イモを置きます。土を7~8㎝程度かぶせ、表面をかるくおさえます。

芽かき

1個の種イモから5~6本の芽が伸びてきます。10~15㎝に伸びたら、生育のよいもの2~3本を残して他の芽をかきとると大きなイモに育ちます。

芽を引き抜くときは株元をしっかり手でおさえ、残す芽を傷つけないように、また種イモごと抜けないように注意しましょう。

追肥・土寄せ

芽かき後に1回目の追肥を行い、その後2~3週間後にもう一度、株元に液体肥料を与えましょう。

種イモの上に新しいイモがつくので、芽かき後、蕾がついた時、花が咲いた時など随時土寄せしてイモができる場所を作ってやりましょう。イモが土から顔を出して日にあたると緑化して食べられなくなったり、害虫の被害にあってしまいます。

収穫

葉や茎が黄色く枯れてきたら収穫しましょう。晴天が2~3日続いた後に掘り起こし、畑で半日ほど乾かしてから、冷暗所で貯蔵しましょう。

●土づくりワンポイントアドバイス
ジャガイモは通気性・排水性のよい土を好みます。植えつけの1週間前によく耕して化成肥料(8-8-8)を1㎡当たり120g程度散布し、土に混ぜ込みます。また、土の適正な酸度(pH)はpH5.5~6.5です。アルカリ性になるとイモの表面にかさぶた状の病斑ができる「そうか病」が発生しやすくなります。苦土石灰など石灰質肥料のやりすぎにも気をつけましょう。

●ジャガイモの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

ジャガイモの栽培スケジュール

2017.02更新