August

ワケギ

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

よく株分かれするので「分け葱」の名前がついたとか。
球根で栽培でき、長く楽しめるのでビギナーにおすすめです。
プランター栽培すると、汁の実や薬味など使いたいときに便利です。

 ワケギはネギとタマネギの雑種といわれています。ネギを若採りしたようなワケギですが、タネができないので、分けつした球根(種球)で育てます。似たような種類にアサツキがあります。ワケギは暑さ寒さに弱いので関東以西で、アサツキは関東以北でよく栽培されています。
 草丈が20~30cmに伸びたら、株元から3~4cmを残して葉を刈り取って収穫します。株を弱らせないよう追肥をするとまた葉が伸びてきて収穫できます。こうして繰り返し何回か収穫ができ、長く楽しめます。
 翌シーズンも植えつけたい場合は、残す株を決めて葉を生長させます。翌年の5月頃に休眠するので、葉が枯れたら球根を掘り上げて、風通しのいい日陰でよく乾かし保存しておけば、種球として植えつけに使えます。
 半日陰でも育てられるので、ベランダやキッチンなどでプランター栽培してみましょう。

植えつけ

株間15~20cmで、種球を2~3粒ずつ植えつけ、尖った方の頭が少し出るくらいに土をかぶせます。土を軽く押さえて、たっぷり水やりしましょう。
プランターの場合は10~15cm間隔で、1列目と2列目が重ならないようにジグザグに植えつけましょう。

発芽・追肥・土寄せ

【発芽】1週間もすると10cmくらい芽が伸びます。
【追肥・土寄せ】草丈15cmくらいになったら化成肥料(8-8-8)を1m2あたり30g程度施し、株元に土寄せします。その後は2~3週間に1回のペースで行いましょう。

収穫

草丈が20~30cmになったら、株元を3~4cm残してハサミで収穫します。地際ギリギリで刈り取ってしまうと、次に出てくる葉の伸びが悪くなるので注意しましょう。
追肥を続けると再び葉が伸びて、3~4回収穫が楽しめます。

種球の掘り上げ

5月頃、球根が太って休眠に入ります。葉が倒れ、黄色く枯れてきたら株ごと掘り上げます。風通しのよい日陰で乾かし、2~3個の球根に分けて夏の植えつけまで保存しましょう。

●土づくりワンポイントアドバイス
ワケギは湿害に弱いため、排水が良い土を好みます。土づくりとして1m2あたり堆肥2kg、苦土石灰100g程度を土に混ぜ込み、植え付けまでに化成肥料(8-8-8)を1m2あたり200g程度を散布しましょう。
プランターの場合は深さ20cm以上の容器に市販の培養土を利用すると便利です。

●ワケギの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

ワケギの栽培スケジュール

土づくりワンポイントアドバイス土づくりワンポイントアドバイス

2017.08更新