September

ルッコラ

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

ゴマのような風味とピリッとした辛味が食欲を刺激するイタリアンハーブです。
害虫の被害が少ない秋まきがおすすめ。外葉を摘み取りながらサラダなどで楽しみましょう。

 地中海沿岸が原産のアブラナ科の一年草です。「ルッコラ」はイタリア名で、英名は「ロケット」、和名を「キバナスズシロ」といいます。耐寒性があって丈夫で育てやすく、春まきでは約30~45日、秋まきで45~60日程度で収穫できるので、時期をずらして種まきしたり、外の大きな葉から摘み取っていくと、新鮮なルッコラが長期間楽しめます。
 初夏から梅雨時期にかけてはアブラムシやアオムシが発生するので、害虫の被害が少ない秋まきがおすすめです。とう立ちすると葉が硬くなってしまうので、花芽は早めに摘み取りましょう(花は本誌の表紙の花で、4枚の花びらが十字に開きます)。
 乾燥しすぎなどストレスがかかる状態が続くと葉の苦みが強くなったり、香りや風味が弱まるので、土の表面が乾いたらたっぷり水やりしましょう。
 連作障害があるので同じ畑は1~2年あけましょう。

たねまき

深さ5mm程度のまき溝を作り、たねが重ならないようにすじまきします。薄く土をかぶせて表面を軽くおさえ、たっぷり水やりをします。

発芽・間引き

5~10日で発芽します。本葉が2~3枚になったら混み合っているところ、元気のない苗、形のよくない苗などを順次間引き、本葉4~5枚で株間5~6cmにします。間引き後は株元に土寄せしましょう。

水やり・追肥

土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。2週間に1回、薄めた液体肥料を与えましょう。

【左】草丈10cmくらいになったら、外葉(下葉)から順次切り取って収穫すると、新しい葉がどんどん生長して長く収穫が楽しめます。
【右】草丈が20~25cmになったら株ごと引き抜いて収穫しましょう。

●土づくりワンポイントアドバイス
ルッコラは水はけのよい土を好みます。土づくりは1m2あたり堆肥2kg、苦土石灰100g程度を土に混ぜ込みます。約2週間後に化成肥料(8-8-8)を1m2あたり150g程度を散布してたねまきしましょう。

●ルッコラの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

ルッコラの栽培スケジュール

土づくりワンポイントアドバイス

2017.09更新