December

菜園Q&A

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

今年1年の家庭菜園の成果はいかがでしたでしょうか?美味しい野菜をたくさん収穫するのは本当に難しいですね。栽培のコツをいくつか紹介したので、参考にしてみてください。

Q1「好光性(こうこうせい)種子」とはどういうものですか?

A1たねが発芽するときに、光があった方が発芽が促進されるたねのことです。反対に光に当たると発芽が抑制される「嫌光性(けんこうせい)種子」があります。
「好光性種子」はセリ科のニンジン、セロリ、パセリ、ミツバなどで、薄く土をかけるくらいにして、深く土に埋めないように注意しましょう。土をかけたら、手で上から押して土とたねが密着するようにすると、発芽がよくなります。

「好光性(こうこうせい)種子」とはどういうものですか?

Q2購入苗をすぐに植えつけたら枯れてしまいました。新しい苗なのにどうして?

A2市販の苗は温室で過保護に育てられているので、急な環境の変化に耐えられず弱って枯れてしまうことがあります。苗は購入後、すぐに植えつけるのではなく、1週間ほど置いて少しずつ外気温など新しい環境に慣れさせてから行いましょう。水やりは土の表面が乾くまで待ち、控えめにします。

購入苗をすぐに植えつけたら枯れてしまいました。新しい苗なのにどうして?

Q3とうもろこしは1株に1本しか作れないの?

A3太くて大きく、実がしっかり詰まったものを収穫するためには、1株1本がおすすめです。1株に2~3本実がつきますが、栄養が分散してよいものがとれないので、1番上につく穂を残し、2番目以降は若いうちにかきとって、ヤングコーンとして利用しましょう。

購入苗をすぐに植えつけたら枯れてしまいました。新しい苗なのにどうして?

Q4エダマメの木は立派なのに実が大きくならないのはどうしてですか?

A4エダマメはやせた土地でも大丈夫、と聞いたことはありませんか?エダマメなどマメ類は根に根粒菌が寄生して空気中の窒素分を肥料に変えてくれますが、元肥や追肥などで窒素肥料が多いと窒素過多になって根粒菌がつかなくなってしまいます。窒素過多になると葉や茎ばかりが元気に育ち、実のできが悪くなってしまいます。

エダマメの木は立派なのに実が大きくならないのはどうしてですか?

Q5ピーマンの1番果は早めに取った方がいいと聞きましたが、どうしてですか?

A5ピーマンをたくさん収穫するためには、根をがっちりと張らせて太い枝を上に伸ばすことが大切です。1番果を取らずにいると、実の方に養分がとられて株が大きく育たないのです。1番果を取ったら、その下にあるわき芽や葉もすべて取って、風通しと日当たりをよくしましょう。
肥料と水が足りないと苦くて美味しくないピーマンになるので気をつけてください。

ピーマンの1番果は早めに取った方がいいと聞きましたが、どうしてですか?

Q6夏から秋にかけてナスを長く収穫するにはどうしたらいいですか?

A6ナスの天敵は乾燥と肥料切れです。夏の収穫が一段落したら、枝を切り戻す「更新剪定(こうしんせんてい)」をすることで秋ナスを収穫することができます。
葉を2~3枚残して思い切りよく枝を1/3くらい切り落とし、株元から30cmほど離れた周囲にスコップなどを差し込んで根切りをします。その後、たっぷり追肥と水やりをすると、新たな根や枝が伸び、秋口まで長く収穫が楽しめます。

夏から秋にかけてナスを長く収穫するにはどうしたらいいですか?

2017.12更新