January

たねまき

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

野菜を育てる最初の作業は「たねまき」です。
野菜の種類や栽培方法によってまき方が異なるので、基本をしっかり覚えることが大切。
今年もがんばって栽培しましょう。

栽培方法

野菜の栽培方法には大きく、たねを畑やコンテナなどに直接まいて育てる「直まき栽培」と、ポットやセルトレイなどで苗を育ててから畑に植えつける「移植栽培」があります。
移植を嫌う性質のものや短期間に育成するものは「直まき栽培」、育苗期間の長い野菜や気温が安定しない時期にまきたい場合などは「移植栽培」にします。

直まき栽培
発芽

育苗用のポリポットやセルトレイなどにたねをまきます。直まきでは管理しにくい野菜、育苗期間が長い野菜、植える株数が少ない野菜などに適しています。ある程度の大きさになってからプランターや畑に植えつけましょう。

たねまきの方法

たねまきには「すじまき」「点まき」「ばらまき」の3つがあります。
かぶせる土の厚さはたねの直径の3倍が目安です。ただし、ニンジン、レタスなどの好光性種子は光を好むので、薄く土をかぶせましょう。

すじまき

畑の土の表面に板や支柱などを押し当て、まき溝を作ります(プランターの場合は割り箸などで)。親指と人差し指でたねをつまんで、ひねるようにして溝の中に均一にまきます。まき溝の両側の土を親指と人差し指で軽くつまんでかぶせ、上から手で軽く押さえて、たねと土を密着させ、たっぷりと水やりしましょう。
ホウレンソウやコマツナなどの葉物やカブ、ニンジンなど

点まき

はじめから株間が必要な野菜やたねの大きな野菜に適しています。ビンや缶の底を利用して深さ1~1.5cmのまき穴を作り、それぞれの野菜に合わせた数のたね(3~4粒)を重ならないようにまきます。回りの土を集めてたねにかぶせ、たねと土が密着するように軽く押さえてから水やりしましょう。
サヤエンドウやエダマメなど豆類やオクラ、トウモロコシ、ゴーヤーなど

ばらまき

土の表面を平らにならし、十分水を与えてから、全体に均一にたねをばらまきます。手で土を薄くふりかけるか、細かいたねの場合は板などを使って押さえましょう。生育期間が短い野菜に適しています。
リーフレタスなどレタス類やチンゲンサイなど

ペットボトルで鳥よけ

マメ類は鳥がきて食べてしまうので、ペットボトルを真ん中から切って、たねをまいた場所にかぶせておくと鳥よけになります。蒸れないようにフタは開けて、底の部分は切り取って使いましょう。

2018.01更新