February

ニラ

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

ベランダ菜園におすすめです。
1年に何度も収穫ができる上、休眠して越冬するので、長く楽しむことができます。
古くなったら株を更新して元気なニラを収穫しましょう。

 ニラは東アジア原産で、日本でも古くから薬草として利用され、1950年代以降、中華料理の普及とともに野菜として本格的に栽培が始まりました。
 暑さ寒さに強く丈夫で育てやすいので、家庭菜園ビギナーにぴったりです。プランター栽培でそのまま育ててもいいですし、草丈が15〜20cmになったら畑に植えつけても。
 1年目は収穫を控えて株をしっかり育て、翌年の春から楽しみましょう。収穫してもまた新しい葉が伸びてくるので、年に何回も刈り取ることができます。
 また、多年草なので何年も収穫できますが、株が大きくなって密生すると品質が落ちるので、3年くらいを目安に春先に株分けをして植え直しましょう。根がしっかり張っているので、できるだけ根を切らないように掘り上げ、株元を手で丁寧に数本ずつに分けて植え直すと長く楽しむことができます。

たねまき・発芽・間引き

【たねまき】10~15cm間隔のまき溝をつけ、すじまきします。土をかぶせて軽くおさえ、たっぷり水やりしましょう。
【発芽・間引き】7~14日で発芽。順次間引きして株間2~3cmにします。菜園なら夏の暑い時期を除いて1ヵ所3本ずつ定植作業をします。

追肥・1年目の作業

【追肥】プランターなら間引きが終わったら生育を見ながら液体肥料を、畑の場合は定植後、1ヵ月後と2ヵ月後に1m2あたり化成肥料(8-8-8)を30g程度追肥します。2年目以降は収穫後に1m2あたり化成肥料(8-8-8)を30g程度追肥します。
【1年目の作業】1年目は株作りに専念して、草丈20~25cmになったら葉先を切り取ります。
冬になると地上部が枯れて越冬します。寒さに強いですが心配なら敷きわらなどをして保温してやりましょう。

収穫・花茎摘み

【収穫】春先から伸びた若い葉が20~30cmになったら、株元を2~3cm残して刈り取ります。約1ヵ月後にはまた新葉が伸びて収穫できます。
【花茎摘み】初夏頃に花茎をのばして花をつけます(とう立ち)。そのままにしておくと株が弱ってしまうので、花茎は早めに摘み取りましょう。2年目以降なら、花ニラ(つぼみ)として楽しめます。

株の更新

3年くらい経ったら春先に根株を掘り上げて株分けし、植え直しましょう。4~5本をまとめて1株とし、8~10cmの植え穴を掘って植えつけます。リフレッシュした株が元気な葉を茂らせてくれます。

●土づくりワンポイントアドバイス
ニラは水はけのよい土を好みます。畑に植えつける場合は、定植2~3週間前までに1m2あたり堆肥3kg、苦土石灰100g程度を土に混ぜ込み、定植1 ~ 2週間前までに化成肥料(8-8-8)を1m2あたり150g程度散布します。

●ニラの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

ニラの栽培スケジュール

土づくりワンポイントアドバイス土づくりワンポイントアドバイス

2018.02更新