May

ズッキーニ

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

外見はキュウリ、食感はナスに似ていますがカボチャの仲間です。
色や形も様々あり、若い未熟果と花も食べられて人気です。
蔓が伸びないので、広くない菜園でも楽しめますよ。

 原産地はアメリカ南部からメキシコあたりといわれていますが、ヨーロッパに渡ってイタリアで広く栽培されるようになり世界中に広まりました。カボチャの仲間といっても蔓が長く伸びないので広い面積は必要ありませんが、葉が大きく大株になるので、何本も植えつける場合は株間を1メートルくらい広く取りましょう。
 乾燥と過湿に弱いので、水はけのよい場所で高畝にします。たねから育てる場合は、地温が低いと発芽が悪くなるので、ポットまきにして暖かい場所で管理してやりましょう。本数が少ない場合は苗を購入して植えつけると手軽に楽しめます。
 病気に弱いので、枯れた下葉は取り除き、日当たりと風通しをよくしてやりましょう。収穫は切り口から病原菌が入りにくいように晴れた日にハサミを使って切り取ります。採り遅れに注意し、20~25cmの未熟果を収穫するのが多収のコツです。

たねまき・間引き

【たねまき】ポリポットに培養土を入れ、深さ2cmほどのまき穴を2ヵ所つけ、たねを横向きに1粒ずつ入れて土をかぶせます。しっかりと上から押さえて、たっぷり水やりしましょう。
【間引き】本葉が2~3枚になったら、元気な方を1本残して間引きます。

植えつけ

本葉4~5枚で根株を崩さないようにポットからはずして植えつけ、たっぷり水やりしましょう。畑の場合は株間80~100cm位広くとります。

水やり・追肥・人工授粉

【水やり・追肥】土の表面が乾かないようにワラや腐葉土などを敷き、乾いたらたっぷり水やりしましょう。収穫が始まったら2週間おきに2~3回、化成肥料を1m2あたり25g程度追肥します。
【人工授粉】開花のタイミングをみて人工授粉します。雄花を摘み取って花びらを取り除き、雄しべの花粉を雌しべにやさしくつけてやります。天気のよい日の早朝に行いましょう。

収穫

開花から1週間ほどで20~25cmの大きさになった未熟果を若採りします。天気のいい日に実の根元からハサミを使って切り取ります。採り遅れると、株疲れになり後の実が育ちにくくなるので注意しましょう。花は天ぷらや詰め物などをして食べられます。

ズッキーニのいろいろ

●ズッキーニのいろいろ
キュウリを太くしたようなタイプがおなじみですが、ソフトボールのような丸形やUFOカボチャとよばれる円盤型のものなどがあります。果皮の色は緑色、黄色、濃緑、薄黄緑などさまざま。いろいろなタイプを楽しんでみましょう!

●土づくりワンポイントアドバイス
保水性と排水性のよい土を好みます。土づくりとして1m2あたり堆肥2kg、苦土石灰80g程度を土に混ぜ込み、約2週間後に化成肥料(8-8-8)を1m2あたり150g程度散布して苗を定植します。

●ズッキーニの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

ズッキーニの栽培スケジュール

土づくりワンポイントアドバイス土づくりワンポイントアドバイス

2018.05更新