June

エダマメ

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

エダマメは夏の風物詩として大人気の作物です。
菜園ビギナーにおすすめなのでぜひチャレンジしてください。
たねや双葉は鳥の大好物なので食べられないように要注意です。

 エダマメの発芽適温は25℃~30℃です。10℃以下では発芽不良となるので、十分暖かくなってからたねまきしましょう。花芽ができるには温度と品種特有の日照時間が必要です。4~5月にたねまきをする早生種、5~6月の中生種、6~7月の晩生種があるので、まく時期に適した品種を選びましょう。
 たねまき直後から鳥に食べられないように防鳥対策をしっかりします。マメ科特有の根粒菌が寄生して窒素分を供給してくれるので、肥料は控えめに。また、根の張りが浅く倒れやすいので、生長に合わせて株元にしっかり土寄せをします。乾燥が続くと落花や空の莢ができたりするので、水やりも忘れずに行います。
 マメは採り遅れると硬くなって美味しくないので、7~8割がた実が入ったところで収穫しましょう。
 連作障害が出るので同じ畑の使用は2~3年あけてください。

たねまき

【左】乾いた土の場合は事前に水やりをしてから、まき穴をあけて1ヵ所2~3粒の点まきにし、薄く土をかけて手で軽くおさえます。
【右】まいたたねや発芽したばかりの双葉は鳥に食べられてしまうので、保温も兼ねて寒冷紗をかけたり、ペットボトルを切ってかぶせておくとよいでしょう。

間引き

本葉が2~3枚になる頃までに、生育のよい株を1~2本残して間引きします。

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【土寄せ】根の張りが浅く倒れやすいので、間引き後や本葉3~4枚、6~8枚ごとに根元に土寄せをしましょう。枯れた下葉は取り除き、風通しをよくして害虫がつかないように注意してください。
【追肥・水やり】花が咲いたときと莢が膨らみ始めたら液体肥料を施しましょう。
乾燥に注意し、根元に腐葉土やモミガラなどを敷いてたっぷり水やりします。

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マメ科野菜の根には根粒菌が寄生して養分をとられますが、根粒菌は空気中の窒素を固定して根から供給してくれるという共生関係にあり、お互いに助け合っています。

収穫

開花後30~40日で、莢を指で押すと中の豆がポンとはじけ出るくらいが採り頃です。株ごと引き抜くか、株元や莢をハサミで切って収穫します。収穫適期は3~5日しかないので、こまめに見回って採り遅れがないようにしましょう。

●土づくりワンポイントアドバイス
指導:岡本 保(JA全農 肥料研究室技術主管)
たねまきの2週間以上前に、1m2あたり完熟堆肥1kgと苦土石灰100 gを散布し、土に混ぜ込みます。1週間前に1m2あたり化成肥料(8-8-8)100gを散布し、土に混ぜ込みます。エダマメは肥料が多すぎると莢付きや実入りが悪くなるので、前作の肥料が残っているような場合は、化成肥料は少なめに施用してください。

●エダマメの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

エダマメの栽培スケジュール

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2018.06更新