January

菜園プラン

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

家庭菜園を始める前に、まず何をどのくらい作るかなど計画を立てることが大切です。畑の面積や栽培時期などを考慮しつつ、リストアップした野菜を組み合わせていきましょう。

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 一年の始まり、家庭菜園も何をどこに、どれくらい作るか菜園計画を立てることから始めましょう。まずは作ってみたい野菜をリストアップ。畑の広さや栽培時期などを考えながら植えつけを組み合わせて菜園プランを立てます。でも、ただ作りたい野菜を空いている場所に植えてもうまくいきません。野菜によって日当たりのいい場所を好む野菜、日陰を好む野菜、お互いに相性のいい野菜があれば、相性の悪い野菜もあります。
 たとえば、ネギは含まれている成分により病害虫対策に効果があり、スイカやメロンなどのそばに植えるといいとされていますが、豆類のそばに植えると生長を促進する根粒菌に悪影響をおよぼすのでよくありません。
 また、野菜には1株で必要な広さがあります。畑や畝の大きさによって、何株くらい育てられるかある程度決まってきます。狭いと元気に育つことができず失敗の原因ともなりがち。トマトやナスなど大きく育つ果菜類、キャベツやブロッコリー、ハクサイなどの大型の葉菜類は1株40~60cm四方の広さを確保したいもの。スイカやカボチャは蔓や葉が地面に広がるので2m四方くらい必要です。コマツナやホウレンソウなどの葉物は15~20cm四方の広さと考えると計算がしやすいでしょう。
 畑のレイアウトで注意したいのが草丈です。支柱を立てて茎や葉を誘引するトマトやキュウリ、背の高くなるスイートコーンなどは北側に植えつけて他の野菜に影をつくらないようにしましょう。葉物類など背が低く小ぶりな野菜ほど南側に配置すると、すべての野菜にまんべんなく日が当たるようになります。
 春まきと秋まきを上手に組み合わせれば1シーズン中に何種類もの野菜を育てることができます。2年目からは、同じ場所で同じ科の野菜を続けて栽培すると生育不良を起こす「連作障害」がでるので、他の科の野菜を植えて輪作をしなければなりません。野菜によって畑を空ける期間に差があるので、畑のローテーションを考えながら上手に植えつけプランを考えましょう。

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人気野菜の栽培カレンダー

※一般地を基準とした栽培時期の目安です。品種や地域によって違いがあります。

2019.01更新