April

ササゲ

イラスト◎かとうともこ 監修◎酒井俊昭

インゲンと間違われることが多いササゲ。
同じマメ科ですが、ササゲ属の一種で別種です。でも、栽培はインゲンと同じ。
暑さに強く、収穫期も長いのでたっぷり楽しめますよ。

 ササゲは熱帯アフリカ原産で、マメ科の中でも特に高温と乾燥に強く、真夏でもよく育ちます。青果用と乾燥豆用があり、青果用はナガササゲといわれ、若いサヤを食べます。乾燥豆はアズキによく似ていますが、やや角ばっていて、種皮は赤、白、茶、黒などさまざまな品種があります。若いサヤも乾燥させた豆も両方食べる品種に「三尺ササゲ」があります。サヤの長さが50㎝にも生長して、若いサヤをごま和えやおひたしなどにして食べるほか、完熟させた豆は煮崩れしにくいのでお赤飯などに用いられます。
 寒さに弱いので遅霜の心配がなくなった頃にたねまきします。酸性土壌を嫌うので、必要に応じて石灰分を施しpH6・0~6・5に調整しましょう。窒素肥料を多く与えると、つるぼけの原因になるので、控えめにします。
 連作障害がでるので、同じ畑で作るのは2~3年あけましょう。

たねまき 発芽・間引き

【たねまき】ビンの底などでくぼみを作り、1ヵ所2~3粒の点まき。軽く土をかぶせて、たっぷり水やりしましょう。鳥に食べられないように注意します。

【発芽・間引き】1週間くらいで発芽します。本葉が出たら間引きし、3~4枚の頃までに1ヵ所1本立ちにします。

支柱立て 追肥 害虫に注意!!

【支柱立て】つるが伸びてきたら早めに、長さ2メートルほどの支柱を立てます。風や苗の重みで倒れないようにしっかり合掌式などに支柱を組み、ひもで結んで誘引しましょう。

【追肥】20日に1回程度、薄めた液体肥料を施しましょう。窒素肥料が多すぎると枝葉ばかりで実が付きにくくなるので、株の生育をみながら追肥します。

アブラムシやハダニ、カメムシなどがつきやすいので、見つけたらすぐ取り除きます。また、古い葉や下葉はこまめに取り除き、風通しよく管理しましょう。

収穫

【収穫】植えつけた品種の適期のサヤの長さになったらハサミで切って収穫します。採り遅れると歯応えが悪くなるので、早めの収穫を心掛けましょう。

完熟した豆は、サヤが乾いて枯れてきた頃収穫して、2~3日お日様にあてて乾燥させてからサヤから豆をとりだします。

●ササゲのいろいろ
【十六ササゲ】豆が16粒入っていることからついた名前。サヤの長さは30~40㎝。主に若サヤを食べる
【三尺ササゲ】サヤの長さが50~60㎝にもなり、柔らかい。若サヤも完熟した豆も味わえる

●ササゲの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

ササゲの栽培スケジュール

2016.04更新