May

シシトウ

イラスト◎かとうともこ 監修◎酒井俊昭

あまり手がかからず、プランター栽培でも十分楽しめ、ビギナーにおすすめです。
夏の暑さに強く、ビタミン豊富。
どんどん育つので、いろいろなメニューで楽しめます。

 シシトウガラシ(獅子唐辛子)は、実の先端部分が獅子の口に見えることから「シシトウ」と呼ばれています。シシトウもピーマンもトウガラシも同じ仲間。辛味があるのがトウガラシで、辛味がないのがシシトウやピーマンです。でもたまに辛いシシトウに当たってしまうのは、生育途中で水不足や栄養不足などのストレスにあい、辛味成分のカプサイシンが増えたからといわれています。
 たねからでも育てられますが、高温性で温度管理が難しいので、購入苗を植えつけるのがおすすめです。
茎が弱く枝折れしやすいので、すぐに仮支柱を立ててやりましょう。次々と実がなるので、株が疲れないようにこまめに収穫し追肥を行います。また、根が浅く張り出し乾燥に弱いので、水やりを多めにします。
 連作障害を防ぐために、同じナス科の野菜を作った畑は3~4年あけましょう。

植えつけ

本葉7~8枚でしっかりした苗を購入し、遅霜の心配がなくなった頃に植えつけます。植え穴を掘って水をたっぷり注ぎ、根鉢が崩れないようにやや浅めに植えつけます。

支柱立て・整枝

【支柱立て】植えつけ直後は風などで倒れやすいので、仮支柱を縦に1本立ててやります。支柱と茎をヒモで軽く8の字に結んで誘引します。側枝が伸びてきたら1mくらいの支柱を3本立てにしましょう。

【整枝】一番花がつくと、主茎が枝分かれしてきます。主枝と生育のよい2本を伸ばして3本仕立てにします。枝分かれより下のわき芽は全部摘み取りましょう。

追肥

2週間に1度、薄めた液体肥料を与えます。生育がよい場合は追肥を控えるか、量を減らすなど状態をみながら加減しましょう。

収穫

シシトウは長さが7~8㎝になったら、ハサミでヘタの上を切って収穫しましょう。食べて辛いものがあったら、肥料切れや乾燥に注意して回復させましょう。

●シシトウのいろいろ
【シシトウ】長さ8㎝程度でちょうどひと口サイズで食べやすい
【万願寺】辛くない青とう。長さ15㎝程度で太く、肉厚で柔らかい
【伏見甘長】辛くない青とう。12㎝程度で細長く、先がとがっている。焼き物や天ぷらなどに

●シシトウの栽培スケジュール(ベランダでも畑でも栽培できます)
シシトウの栽培スケジュール

2016.05更新