June

モロヘイヤ

イラスト◎かとうともこ 監修◎酒井俊昭

エジプトで古くから栽培されていた健康野菜。
真夏でもよく育ち、丈夫で栽培しやすく人気です。
ネバネバ系野菜の代表で、夏バテ防止にもってこいです。

 古代エジプトの王様がモロヘイヤのスープを飲んで病気が治ったと伝えられるほど、栄養豊富なモロヘイヤ。アラビア語で「王様の野菜」が語源となったといわれています。クレオパトラも好んで食べたというモロヘイヤは、中近東原産のシナノキ科の一年草で、日本には1980年代に導入された野菜です。βカロテンやカルシウム、食物繊維、ネバネバ成分のムチンなど、さまざまな栄養が含まれ、健康野菜として注目されています。
 生育温度は25℃~30℃と高く、高温多湿の日本でもよく育ちます。逆に低温には弱く、10℃以下では生育が衰え、日が短くなると開花して品質が低下してしまいます。
 若い茎葉を収穫して料理に利用しますが、9月に入ると黄色い花が咲いて実がなります。モロヘイヤの種は毒があるので、間違って絶対食べないよう注意してください。

たねまき

ビンの底などでくぼみを作り、1ヵ所5~6粒の点まき。土をかぶせて軽くおさえ、たっぷり水やりしましょう。プランターではバラまきにしても。

間引き

本葉が出たら葉と葉がふれあわないように間引きします。

本葉5~6枚の頃までに1ヵ所1本にします。

摘芯 追肥・土寄せ

【摘芯】草丈が30~40㎝になったら、先端を摘芯します。わき芽がどんどん伸びて枝数が増えてきます。

【追肥・土寄せ】1ヵ月に1回、薄めた液体肥料を施しましょう。倒れないように株元に土を寄せます。

収穫

草丈が50㎝以上になったら、葉先から10~15㎝くらいの柔らかい葉を摘み取ります。わき芽がどんどん出てくるのでこまめに収穫して、草丈70~80㎝で管理しましょう。

花が咲くと実がなり、種ができます。黒く熟した種には毒があるので花が付くようになった株から収穫を終わりにしましょう。

葉をゆでて、包丁で刻むとヌメリがでてきます。クセや香りもなく使いやすいので、豆腐にのせたり、納豆に混ぜたり、そのままごはんにのせてもおいしいです。

●モロヘイヤの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

モロヘイヤの栽培スケジュール

2016.06更新