July

メキャベツ

イラスト◎かとうともこ 監修◎酒井俊昭

キャベツの芽?!と勘違いしている人も多いですね。
茎の葉のつけ根にメキャベツがついている姿を見たら、ビックリすること間違いなし。
長期間、収穫が楽しめますよ。

 メキャベツはキャベツの変種で、ベルギーで現在の品種に改良されて広まったといわれています。日本には明治初年に導入されました。子持ち甘藍(コモチカンラン)や姫甘藍(ヒメカンラン)の別名があります。長く伸びた茎の葉のつけ根に直径2~3cmほどのキャベツ(芽球)が鈴なりになります。
 キャベツより暑さに弱く、芽球が作られるのに5~10℃位の気温が必要なため、夏にたねをまいて、秋から冬にかけて収穫します。日当たりのよい畑に石灰分を施し、弱酸性~中性(pH 6・0~6・5)に土づくりをしましょう。結球してきたら、下葉を取り除いて日当たりをよくして生長を促します。
 11月中旬頃から翌年の春先にトウ立ちする時期まで次々と結球して長期間収穫できるので、追肥を継続して与えましょう。連作障害があるので、同じ畑で作るのは1~2年あけましょう。

たねまき 間引き

【たねまき】1ヵ所3~4粒の点まき。土をかぶせて軽くおさえ、たっぷり水やりしましょう。

【間引き】本葉が出たら間引きをし、4~5枚の頃までに1ヵ所1本立ちにします。本葉が5~6枚に生長した苗を購入して植えつけると簡単です。

追肥・土寄せ 下葉とり 支柱立て

【追肥・土寄せ】2週間に1度、薄めた液体肥料を与えます。株が倒れやすくなるので、たっぷり土寄せを行い安定させます。

【下葉とり】新しい葉が出てわき芽が結球してきたら、先端部分の葉8~10枚くらい残して下葉をかき取りましょう。

【支柱立て】茎が長く風に弱いので、草丈が30~40cmになったら支柱を立ててひもで結んでやります。

鳥&害虫に注意

キャベツと同じく、アブラムシ、アオムシ、コナガなどの害虫が発生します。また、ヒヨドリなどの鳥も食べにくるので、株全体を寒冷紗やネットなどで覆うなどの対策をとるとよいでしょう。

【収穫】直径2~3cmくらいの大きさになったら、下から順にナイフかハサミを使って収穫します。

●メキャベツのいろいろ
【メキャベツ】直径2~3cmのミニミニキャベツ。ビタミンCやカロテンが豊富
【プチヴェール】メキャベツとケールを交配して育成した結球しないメキャベツ

●メキャベツの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

ベビーリーフの栽培スケジュール

2016.07更新