December

菜園Q&A

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

今年一年、野菜作りの出来はいかがでしたでしょうか。失敗やちょっとしたコツなどみなさんのどうして?なぜ?をQ&Aで紹介しましたので、参考にしてみてください。

Q1ジャガイモを収穫したら、イモの表面にかさぶた状のものができてしまいました。知り合いに「そうか病」だといわれましたが、対策方法を教えてください。

A1種イモに病原菌が付着していたり、土壌中に残っていた病原菌が原因と思われます。そうか病は土壌がアルカリ性だと発生しやすいといわれています。連作を避けて、pH5程度の土壌に調整し、種イモは無病のものを購入して植えつけましょう。

「堆肥」と「肥料」の違いは何ですか?

Q2トマトのわき芽は必ず手でかき取らないといけないのですか?

A2トマトのわき芽は生長が早いので、小さいうちにかき取ります。トマトはウイルス病にかかりやすく、感染した株に使用したハサミを使いまわすと、液汁を介して感染することがあるので、きれいな手でかき取りましょう。手袋やハサミなど消毒してきれいにしたものは使用しても大丈夫です。

トマトのわき芽は必ず手でかき取らないといけないのですか?

Q3とう立ちしてしまった野菜を食べることはできますか?

A3コマツナ、チンゲンサイ、ハクサイなどアブラナ科の野菜などは、とう立ち菜として利用できます。収穫しそびれたり、ハクサイが結球しないなど失敗しても、抜き取らずに冬越しさせて、春にとう立ちして蕾が出てきた頃、柔らかい花茎を摘み取って食べることができます。ほろ苦い、春ならではの味が楽しめるのは、家庭菜園をしている人だけの特権です。花が咲く前のネギ坊主も食べられますよ。

とう立ちしてしまった野菜を食べることはできますか?

Q4作物の生長に合わせて追肥をするといいますが、どこに施したら効果的ですか?

A4追肥は早く効果があらわれることが大切なので、有機質肥料ならボカシ肥などの発酵済みのものを土とよく混ぜてから施すとよいでしょう。施す場所は作物の株元ではなく、根の先端近く、畝の肩や株間などに施します。マルチを張っている場合はマルチをはがして施しましょう。

作物の生長に合わせて追肥をするといいますが、どこに施したら効果的ですか?

Q5人工授粉のコツを教えてください。

A5野菜の花はだいたい午後には萎れてしまうので、なるべく花が新鮮なうちに授粉してやると結実しやすくなります。晴れた日の早朝、遅くても9時頃までに作業を終わらせます。雄花を摘み取って、雄しべの花粉を雌花の雌しべの先端に優しくつけてやります。小さな花の場合は筆などを使ってもいいですね。

人工授粉のコツを教えてください。

Q6トマトの苗を買いに行ったのですが育ちすぎて2段目の花までついてしまっています。あきらめるしかないでしょうか?

A6トマトの苗は第1花房の最初のつぼみか2花くらい咲いたものが植えつけに向いています。これ以上育ってしまうと養分が花や実に使われるので、新しい根が出にくくなってしまいます。対処法としては、第2花房までついているのなら、第1花房をすべてとってしまいましょう。花が全部咲いてしまっていたら、茎に近い方の花を取って2~3花残します。こうすることで養分が根に回るようになります。苗を手に入れたのにすぐ植えつけられず、第2花房までついてしまった場合でも応用できます。第2花房くらいまでなら、あきらめないでトライしてみてください。

トマトの苗を買いに行ったのですが育ちすぎて2段目の花までついてしまっています。あきらめるしかないでしょうか?

2019.12更新