April

ピーマン

イラスト◎かとうともこ 監修◎山崎弘一郎

暑さや病害虫に強くて育てやすく、長期間収穫が楽しめるので、ビギナーにおすすめです。株が疲れないよう早めに収穫し、肥料切れにも注意して育てましょう。

 ピーマンやシシトウはトウガラシを改良して作られたもので、基本的な栽培方法は同じです。原産地は熱帯アメリカで、果菜類の中でも高温性なので、気温が十分上がってから(最高気温20℃以上)植えつけましょう。地温を上げるためマルチフィルムを使うと効果的です。
 ピーマンは根の張りが浅く、茎が細く弱いので、植えつけ後は仮支柱を立てます。1番果がついたら本支柱を立て、伸びている側枝2本と3本仕立てにします。適度な大きさに育ったら早めに収穫し、実がたくさんついていたら株を疲れさせないために摘果を兼ねて小さな実も収穫しましょう。採り遅れた実は赤く熟してから収穫してもいいですね。生育期間が長いので、定期的な追肥を忘れずに行います。
 ナス科の野菜の中では病害虫が少なく育てやすいのですが、連作障害があるので同じナス科野菜は4年以上あけましょう。

植えつけ

本葉が8~10枚で1番花が咲き始めている苗を選びましょう。
苗はポットごとバケツの水につけて水を吸わせ、根鉢を崩さないように取り出し、根鉢の上面が地面より低くならないように注意して植え穴に植えつけます。

02

株元に土寄せをして軽くおさえます。苗の脇に仮支柱を立て、麻ひもなどで茎と支柱を8の字に結んで固定します。

整枝

一番花が咲いたら、主枝と一番花のすぐ下の側枝2本を残して、それより下のわき芽はすべてかき取ります。

支柱立て・追肥

【支柱立て】1番果がなったら株の生長を促すために早めに取り除き、仮支柱を外して長さ1mほどの本支柱を立てます。2本の側枝も伸びてきたら枝に沿って支柱を立てて3本仕立てにします。8の字結びで支柱と茎を固定します。
【追肥】追肥は1番果の収穫が始まる頃から、1m2あたりNK化成(16-0-16)20g程度を施用します。鮮やかな緑のピーマンを収穫するために、追肥は切らさぬように1~2週間に1回程度が目安です。枝の伸びかたや果実の肥大のしかたを観察しながら加減してください。

収穫

十分な大きさになったら、早めにハサミを使って収穫します。採り遅れると果皮が硬くなり、みずみずしさもなくなってしまいます。早めに収穫して株への負担を減らすと、長期間収穫が楽しめます。終盤は完熟させて甘味のある赤ピーマンとして収穫してもいいですね。

●土づくりワンポイントアドバイス
指導:岡本 保(JA全農 肥料研究室技術主管)
植えつけ2週間前までに、1m2あたり完熟堆肥2kgと苦土石灰100gを散布し、深く耕しておきます。ピーマンの施肥量は他の果菜類に比べるとやや多目です。元肥は植えつけの1週間前に1m2あたり化成肥料(8-8-8)200gを散布し、土に混ぜ込みます。

●ピーマンの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)

スイカの栽培スケジュール

土づくりワンポイントアドバイス土づくりワンポイントアドバイス

2020.04更新

閲覧数ランキング