スプラウト(Sprout)は植物の芽や新芽のことで、新芽野菜とか発芽野菜と呼ばれます。モヤシやカイワレダイコンなどは昔からお馴染みですが、ブロッコリースプラウトなどが注目され、今ではたくさんの種類があり、いろいろな品種を楽しむことができます。
大きく分けると、カイワレダイコンやブロッコリー、マスタード、ガーデンクレス、ソバなど根を張って育つ「カイワレ系スプラウト」と、ダイズやアルファルファ、セサミ、ピーナッツなど根を張らなくても育つ「モヤシ系スプラウト」があります。
基本的にどの時期でも育てることができますが、雑菌が繁殖しやすい梅雨~夏は避けた方が良いでしょう。冬場は発芽や生長に少し時間はかかりますが、栽培しやすいのでおすすめです。スプラウトのタネは必ず薬剤消毒がされていないスプラウト専用を使いましょう。




【たねまき】容器の底にキッチンペーパーやスポンジなどを敷き、しっかり濡れるまで水を入れ、たね同士が重ならないようにスプーンなどを使って底全体にまきます。
【発芽】暗い場所(布や紙をかぶせるなどでもOK)に置き、朝晩2回タネがしっとり濡れるくらいまで霧吹きなどで水をかけましょう。
3~5日くらいで芽が出て根が張ってきたら、直接容器に水を注ぎ毎日取り替えます。

【日光に当てる】茎が5~6cmに伸びたら(収穫の1~2日前)日当たりのよい場所に移動させて緑化させます。
【収穫】7~10日できれいな緑色になったら、使う分だけハサミで切り取って収穫します。

【たねまき】ガラス瓶などにタネと水を入れて一晩つけておきます。ひと混ぜして浮いたタネをスプーンで取り除きます。
【水切り】瓶の口にガーゼやネットなどをかぶせ、輪ゴムやヒモで留めて水を切ります。

【暗所に置く】段ボールや紙袋などを利用して暗所をつくって保管します。温度はなるべく一定に保ち、密閉しないように注意しましょう。瓶を横にして栽培すると失敗が少ないです。
【水洗い】1日3~5回、瓶に水を入れて優しく振り洗いをして、水を切ります。
【収穫】3日くらいで発芽し、7~10日で収穫です。
スプラウトの栽培スケジュール
(ベランダでも畑でも栽培できます)
2020.12更新