畑のレイアウトはどのように考えればよいですか?
まず畑の方角と日当たりを確認します。そして、畑のレイアウトで注意したいのが草丈です。支柱を立てて茎や葉を誘引するトマトやキュウリ、背の高くなるスイートコーンなどは北側に植えつけて他の野菜に影をつくらないようにしましょう。葉物類など背が低く小ぶりな野菜ほど南側に配置すると、すべての野菜にまんべんなく日が当たるようになります。
また、野菜には1株で必要な広さがあります。狭いと元気に育つことができず失敗の原因ともなりがち。トマトやナスなど大きく育つ果菜類、キャベツやブロッコリー、ハクサイなどの大型の葉菜類は1株40~60cm四方の広さを確保したいもの。スイカやカボチャはつるや葉が地面に広がるので2m四方くらい必要です。コマツナやホウレンソウなどの葉物は15~20cm四方の広さと考えると計画を立てやすいでしょう。
畑が狭い場合はミニトマトやシシトウなど、小さなスペースで収穫量の多いものを植えつけると楽しめます。