砂土を畑作向きに改善するにはどうしたらよいですか?
砂質土壌の欠点は、水分や養分を保持する力(保水性や保肥力と言います)が弱く、水や肥料が下層へと流れやすいことです。このため土が乾きやすく、また肥料不足になりがちです。これを改善するためには、保水性や保肥力を高める資材を混ぜ込む必要があります。園芸店等で市販されている黒土(黒ボク)を、1m2あたり3kg程度散布し、20cm程度の深さまで混ぜ込んでください。併せて、砂質土壌は有機物も不足しがちなので、完熟堆肥3kg程度も施用してください。
簡単に砂質土壌を改善するには、「プランターの土」として市販されている、袋をあけたらそのまま使える培養土を、1m2あたり10~20L散布し20cm程度の深さまで混ぜ込んでもOKです。