追肥のやり方は?
たねまきや苗の植えつけ後の栽培中に追加で肥料を施すことを追肥といいます。
野菜は成長するにつれて吸収する養分量が多くなることなどから、ある程度栽培期間が長くなる野菜の場合は、元肥だけでは養分が足りません。そのため、元肥の効果が切れてくる前に、養分を補う追肥が必要になります。肥料はすぐ効果が現れるものがよく、化成肥料のほか、より速効的な液体肥料を使います。
施す場所は、根が伸びていく先のほか、根がある場所ならどこでもかまいません。施したら浅く耕して土に混ぜるか、浅い溝を掘って肥料を施し、土をかぶせます。土が乾いていれば、水をやると、肥料は水に溶けてから吸収されるので、肥料の効果がしっかり現れます。
〇追肥を施す場所
株が小さいときは株に近い条間に追肥を施し、株が大きくなったら畝の端や畝と畝の間(通路)に施用します(図1)。